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2006年02月21日

パンドラの箱

夕方から大手町の某社を訪問。
それにしても、最近は夕方から訪問するパターンが増えてます。
昼間に廻りきれないからそうなる訳ですが、早急な対策が必要です。
今は受け入れていただけてますが、こちらの都合を押し付ける訳にはいかないですから。

最近は、"パンドラの箱"系の案件が出てきています。
例えば、内製(社内で自作)していたシステムで、担当者が辞めたり配置転換で居なくなってしまい、手が付けられないなどです。
またそういうシステムに限って、当時の担当者のワンマン思想がそのまま受け入れられていることも多く、操作説明書やバックアップさえ取っていないことも珍しくありません。担当者いわく、"私の頭の中に全て入ってますから..."って理屈なんでしょうが、後に残った人間からすると、単なる"屁理屈"です。

新たにシステムを変更したいなどの要望が出ても、既存システムとの相性を調べないといけないことも多く、資料が無ければ調査から入らければならない。
結果、予想外の費用も手間も掛かります。
そういう手間の部分は、なかなかお客様に理解していただくことは難しく、正直ならドキュメントがしっかり揃っていればやりたくないのが本音です。

費用対効果が示せない(示しにくい)ものは、結果的にお客様に喜んでいただくことが難しく、何処でも避けたいと思うのが本音でしょう。
もちろん、その必要性を伝える努力は惜しみませんが...。
しかしながらほっておいては先に進めない為、担当者レベルでネゴを取りながら上に進めていくので、非常に骨が折れます。

お話しを聞かせていただいた某社も、会社の主幹システムとメールサーバをMacで兼用しており、MacOsにログインする為の名前もパスワードも判らないそうです。
システム作りを、内製(自作)するのも外製(パッケージソフトや外注依頼)するのも、それは会社の方針や社内体制に依存するので、私達がとやかく言えるものではありません。

しかし、どちらの手段を選択しようともドキュメント類を揃えることは、決して手を抜いてほしくないものです。
その資料1枚1枚が、大切な資産なんですから。

それにしても、毎度のことながら"パンドラの箱"系の仕事は怖いものです。


Posted by 大樹直人 (naohito ooki) at 19:43│Comments(0)
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