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2014年08月14日

ジブリの製作部門解体に想う

今年のお盆休みは、何故か休みを言いださないままで、ここまで来てしまいました。
このまま、お盆休みをいただかない方向で終わりそうです。

そんなこそもあり、そのままお仕事を継続しております。
すると、何処に移動するにも私服の方や家族連れが増えており、いやおうなしにお休み気分満載です。
気が抜けるというとオーバーですが、どうも前のめりで仕事に向うというよりは、ニュートラルに近いような姿勢になります。

せっかくなので、夏休みっぽくアニメを題材にして、経営者目線で書いてみます。
ネットで目にした、ジブリの製作部門解体についてです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00000573-san-ent

まず、このニュースの要点は以下。
リンク切れもあるので、まとめてみます。
・スタジオジブリが制作部門をいったん解体する方針であることを発表。
・「思い出のマーニー」以後、当面製作されない可能性が高い。
・2013年に宮崎駿監督が「風立ちぬ」を最後に長編アニメ製作からの引退。
・昭和60年に設立、従業員数は約300名。
概ねこんな感じです。

スタジオジブリは、これまでほぼ2名の脚本家で回してきました。
それは、高畑氏であり宮崎氏です。

宮崎氏の引退を受けて、今回のマーニーは2名以外の人が脚本を書きました。
今回のマーニーの結果を受けて、鈴木さんは「今後も結果が出ない作品を作り続ける可能性が高い」と判断されたのではないでしょうか?
もしかしたら、8年の歳月を掛けて作られたという、かぐや姫も、今回の決断に拍車をかけているかもしれない。

宮崎さんが長編から手を引き、高畑さんも老いてくる。
これでは、脚本で明るい未来が描けない・・・。
その結果が、鈴木さんが決断された「一度やめる」ということ。

一般的に、映画は脚本で9割決まると言われます。
つまり、映画はそもそも脚本への依存度が非常に高い。
もっとも依存度が高く、その根っこをむんずと掴んでいた全盛期のスタジオジブリ。
しかし、脚本は人の才能に依存するゆえ、維持するのは難しいのでしょう。

スタジオジブリは、優れた脚本こそが魂の集団。
その魂を作り上げることが、今の集団の中では難しいということか。
そして魂ありきで輝く他の部門。制作だったり、宣伝など広報、また営業など。
であるなら、まずは他の部門を解体しシンプルな集団にする。

その上で、「脚本専門の集団にし、制作を外部へ委託」するのかもしれない。
あえて、胆である「脚本家の育成に未来を託し事業」にするのかもしれない。
もちろん「過去のコンテンツで飯を食う集団」でも可能でしょう。どんぐり共和国みたいな流れ。
更に、もっと別のウルトラCな何かが出てくるのかもしれない。
ともかく、今後は経営判断。

我々中小企業と比較したら怒られてしまいそうですが、
もし今回のニュースから我々中小企業が学びを得るとしたら何だろう。

・事業継承
・人材育成
・リスクヘッジ
そのようなところだろうか。

私の大好きなスタジオジブリさん。
ウルトラC的な何に期待しつつも、
可能であれば、今後も素敵な作品が生まれ続けることを
ファンの皆さんと共に、強く願ってやみません。



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Posted by 大樹直人 (naohito ooki) at 23:59│Comments(0)アイデアと考察
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